2009年3月28日土曜日

仕切り板[改]取り付け




純正設計の仕切り板は文字通り面で出来ておりシートで立体構造とすることで船体を形成し、強度をだすしくみになっています。(分かったようなことを言っていますが、そう思うだけです。笑)僕の改造計画は「見た目をすっきりさせる」というのがスタートです。そこで高さを低くする分板圧を12mmに変更しシートとヨークでつなぎ合わせることで同様な強度に置き換えられないかと目論んでみました。センターの仕切り板は12×2にしました。

画像上) hasegawaさんの製作記を参考にさせていただいた針金方式。既にスタンダードでしょうか?船体外側と仕切り板側にあて板をして針金で縛り上げていきます。船底から順に締め付けていきます。針金、あて板の準備段取りに結構手間がかかりますが一番確実な方法ではないでしょうか。
それでも一部若干不安な部分が(隙間が開いた)出てきてしまいましたけど。

中) シートの取り付けイメージです。仕切り板とは6mmのボルトで接合予定です。ここの形状を合わせるのに試行錯誤しました。

下) まだ針金で固定中ですがとりあえず仕切り板を取り付けました。多少はすっきりしてるかな・・・?


2009年3月26日木曜日

近況報告



更新が滞ってしまいました。

船体の組み立てが終わりほぼ完成の形が見えてきましたが、ここで悪い虫が騒ぎ少しだけオリジナルの味を加えてみる事にしました。

読者登録していただいているお二人には言わずもがなのことですがcd37は「一万円で作るカヌー」の直系の後継艇でそのコンセプトを見事に実現していますので、前回の製作記のコメント欄にちょっと書いた艤装がチープという表現は少し的外れです。

ここまで組み立ててみてcd37の設計のすばらしさが分かってきただけに少し遊ばせていただくことに挑戦させていただいています。

図面から引き出すノウハウを持っていませんので仕切り板から現場写しでこんな部品を切り出してみました。

一応無垢の材料でシートとヨークを取り付ける目論見です。ただ、低予算で作成するというお題目もありますので手元にある無償の材木で製作しています。ヨークに至ってはエポキシで集成した材料です。
更にヨークの基本デザインは異能さんの製作記からDLさせていただいております。(汗)お許しください。

2009年3月17日火曜日

船首船尾の補強



手元にあった杉材をカンナで削って3cm幅くらいにかっとしたクサビを用意しました。
この部分マニュアルの解釈が皆さんいろいろで製作記を見ても千差万別で面白いですね。

僕は結局もう一種類角度の緩いのを用意し、1~3個を組合して使ってみました。


船首船尾の接合、仕切り板組み立て




劇的に立体化した船体板組み立てと比較するととても地味な作業が続いています。

船首と船尾をタコ糸を使って縫い合わせます。左右の船体板を再度かんなを使って調整した後ひねりがないように確認して接合します。クランプで仮合わせしながら作業をすすめます。ドリルであなをあけた後、糸を通していきます
ニクロム線をよって糸通しを作りました。

この糸は最終的にとるのかな?

同時進行で仕切り板と座面を積層します。これが意外に密着できずてこずってしまいました。
部品番号D23とD62の補強板の張り合わせ位置ですが、マニュアルでもちょっと分かりにくいので補足します。船底の位置決め板と干渉しない様この位置です。模型作りからスタートしていれば分かりますね、ものぐさな方への情報です(笑)

2009年3月10日火曜日

船体組み立て4日目




さてさて、船体もいよいよ最後の段階にはいってきました。

前回もどう取り掛かるかで悩んでしまいましたが既に立体的になってきた船体にどうやって次なるパーツを張り合わせるのでしょう?

ガムテープを使いPPバンドを張ってはあちらを押し、こちらを押し試行錯誤を続けますがどうも要領を得ません。バウの部分が暴れて固定できないのです。
始めに船底板を貼った時の教訓で一日一枚のペースで行くことを決めていましたが、船体板Aに関しては左右同時に張り合わせる必要がありそうです。バウ部分は完全に直立状態になるので、左右を合わせて支えとして利用した方が安定するようです。

さすがに4m以上の船体板を二枚一人で扱うのは難しいです。サポートしてくれる仲間がほしいところです。

ここに来て基準線が合わなくなってきました。押したり引いたり暫し格闘しましたが、バウも仮に張り合わせて見た結果、「致命的な捻じれはないでしょう!」てな勘を信じて(笑)目をつむることとしました。
いまさら引いてある基準線が絶対的に信頼できるともいいがたいですしね・・・。
先達hasegawaさんの製作記の画像を思い浮かべPPバンドと同時にガムテープを多用してがっちり固定したあと無事綿テープを貼り終えました。

ご覧の通りなんだか一気に船が出来上がってきました!

船体組み立て3日目



四枚目の船体板、Bのもう一枚を張り合わせました。
今までと違い接合部分が浮いてしまって、どうやるの?と悩んでしまいました。

いままで使っていなかったガムテープを使ったり試行錯誤しましたが、結局船底板に重石をのせて張り合わせました。

前回からの懸念事項、先端の(部品C2とB2のバウ立ち上がりの部分)接合ですがやはり隙間が開いてしまいました。C2の先端の削りだしが甘いのですね~。まあ、隙間は何かで埋めればよしということで左右のバランスを優先して接着しました。幸い前後は同じレベルの隙間になっています。(笑)

2009年3月8日日曜日

船体組み立て2日目




昨日一度はがした板を再度張り合わせました。

気になっていたのは船底板の先端の左右の板が重なるポイント。説明悪くて解り難いですが・・・
斜めに削って貼り合わせの強度を出すとのことですが削り方が悪いのかどうやら隙間ができそうな雰囲気です。

PPバンドで寄せながら位置を合わせますが、木片を床との間に差し込み立体化をサポートしています。隙間も小さくなります。

面テープ貼り付け、ボンドは皆さんどうやっていらっしゃるのでしょうか?最初テープにコテで塗りつけてみましたが面倒なので接合部分にブチューと絞りだしテープと同じ幅のステンレス板をちょっと曲げたヘラをつくってみました。一応一気にぬれます。どれだけ効率化かはよく解りません。

その後湿らせてスポンジで余分なボンドをふき取るとともにしっかりと密着するように押さえています。

2009年3月7日土曜日

船底板張り合わせ




内ガンネルが干渉しそうな位置決め板はあらかじめ短くして貼り付けましたが、既に貼りあわせ済みの接合板もカッターナイフとのみを使って短く削りました。

マニュアルどおりPPバンドとクリップで板を寄せ、前後の位置を合わせ、また板を寄せながら位置を決めていきます。若干スムースでないカーブをカンナで修正しました。
隙間が空いています。これくらいはセーフ?いずれにしてもいまさらしょうがないですね。

最初に両端をタコ糸で縛り短く切った面テープで接着してから全体を張り合わせました。この方法は良さそうです。

実は欲張ってもう一枚貼ったのですが、作業しているうちに船底板の両端が剥がれてきてしまいました。
先端を斜めに削る加工を張り合わせながら進めたのが良くなかったようです。(トホホ)完全に固まってからかマニュアルどおり張り合わせる前に削っておいたほうが無難です。

焦らずに一日一枚のペースでいくこととします。

2009年3月6日金曜日

組み立てを始めました




部品の加工が終わり、マニュアルどおり船体板のつなぎ合わせから組立工程に入りました。
いや~、一筋縄ではいきませんね。Tマークの接合部をあわせながら基準線を一直線に調整するのですが。あちらを立てれば、こちらが立たずかなりの時間を要してしまいました。
考えてみれば、「むむっ」の升目引きから始まり、「まっ、いいか」の図面写しこみ、「こんなもんか~」の切り出しと・・・いままでのいい加減な作業の集大成なんので一発で精度が出るわけがありませんね。
マニュアルどおりTマーク間100mm、基準線を優先し隙間だらけの接合がとりあえず終了です。
段差があります。削っていいものか、埋めなければいけないのか?図面をひっぱり出して現物とあわせて判断することとしました。

位置決板も貼り付けました。うちガンネルと干渉するとのどなたかの製作ブログを拝見したのであらかじめ短くして貼り付けました。